ウォーターサーバーの機能について調べてみました〜基本的な機能からユニークな機能まで〜

一般家庭でも広がりつつあるウォーターサーバーの機能についていろいろ調べてみました。

ウォーターサーバーのメイン機能はお湯と水をだすという非常にシンプルなものですので各社共に大差はありません。
よってメイン機能以外の部分に着目し差別化する為各社ともに様々な工夫を施しています。

ウォーターサーバーの基本機能

ウォーターサーバーとは

ウォーターサーバーは冷水やお湯を簡単に出せる便利な機器です。
既存の家電では電気ポットに近いですが、冷水が出る・実質十数リットルを貯蓄できる・一度稼働させればお湯を沸かす時間がなくなるなど、ウォーターサーバー独自のメリットもあります。

ウォーターサーバーのここが便利

冷水を飲料水として活用できます。お湯も出せるのでコーヒーやお茶もすぐに飲める他、カップ麺などのインスタント食品を食べたい場合にも活用できます。
料理をする場合にお湯から始めることができるので時間の短縮にもなります。

ウォーターサーバー導入時の注意点

便利なウォーターサーバーですが、導入に際して注意点もあります。一つはボトルが非常に重いこと。ボトルは標準では10リットルから20リットルあります。ウォーターサーバーのボトルのセット位置は上にある場合が多いので意外と大きな問題です。
また、購入に関してはノルマがあります。ノルマを達成できない場合、不必要な水を買うか、買わずに手数料・保管費を払うかのどちらかとなります。

ウォーターサーバーの機能〜安全編〜

・水の衛生管理

やはり口にするものは衛生面について気になります。水なので腐ることはないですが、雑菌が繁殖するなどのリスクは伴います。
ボトルの水は配達前に殺菌されており、ほぼ無菌状態ですので雑菌が入る心配はありません。しかし、空気中には非常に多くの雑菌が浮遊しており、空気と接触すると雑菌が侵入してしまいます。よって空気中の接触を極力防ぐ方法と侵入した最近を殺菌する方法が必要になってきます。

クリーンシステム

空気中の雑菌侵入を防ぐ為のシステムです。極力空気に接触しないようにする方法と、雑菌を防ぐフィルターにより防ぐ方法があります。

温水と冷水を循環させることによる殺菌

空気中の雑菌を完全にシャットアウトすることはやはり難しいです。侵入した殺菌をする方法もまた必要となります。
殺菌する方法はいくつかります。
一つは温水と冷水を循環させることにより、タンクの中水全体を殺菌する方法です。高温のお湯の中では雑菌もほとんど繁殖できませんが、冷水内では繁殖がしやすいです。そこで、定期的に冷水と温水を入れ替えることで殺菌した水を冷水として使うことができます。

チャイルドロック機能

チャイルドロックは子供のイタズラによる事故を防ぐ機能のことです。安全装置を付けたライターや冷蔵庫のドアストッパーなど使うのにワンアクションを入れることで思わぬ事故を防ぎます。

ウォーターサーバーの場合、90度を超えるお湯が出るので子供がイタズラした場合火傷をする恐れがあります。その為、ボタンを押したりレバーと一緒に押せないとお湯が出ない等のチャイルドロックが搭載されています。

電力削減:省エネモード

大型電化製品であり常にコードを繋いでいるのでやはり電気代は気になります。

水の交換編

ボトルの種類 捨てる型と回収する型

ボトルは捨てられるものと業者が回収するものの2パターンがあります。

軽いボトル

重いボトルに対するシンプルな対策です。軽いボトルにすることで交換の負担を減らします。重いボトルと比較した場合、楽に交換できる反面、交換頻度が増えます。とは言え交換は水のボトル交換は2,3日に1回程度なので交換の数が多くても大きな問題はありません。

下に設置して楽々交換

重さボトルに対する2つ目の対策として行われているのが下にボトルを設置するという方法です。下にあれば多少重くても上に設置するものよりは遥かに楽になります。

その他

・2段階の温度調節

冷水・お湯をそれぞれ2段階で変更できる機能です。カップ麺や料理に使う為の熱湯などは90度のもの、お茶やコーヒーに使うものは70度のものなど、用途や好みによって使い分ける機能ができます。

パックインボックス

ボックスに水容器を詰めるタイプもあります。これにより直射日光による劣化を防止することが可能となっています。
また、ほとんどの場合ボトルの水はウォーターサーバー専用となりますが、専用コックにより単体での使用を可能としているタイプです。アウトドアで使える他、緊急時にも簡単に水が出せるので便利です。

・サプリBox:サプリメントが入れられるボックス機能

サプリメントを入れられるタイプもあります。洗濯機みたいですね。

まとめ

ウォーターサーバーは機能自体は非常にシンプルであり、基本的な使い勝手に関しては業者によってあまり差はありません。その為、料金やサービス・衛生面・使い勝手の面で差別化を行なっています。
今回紹介した機能面に関しては選択する場合に非常に重要です。価格は安いに越したことはありませんが、飲料水である以上衛生面の管理にも注目する必要があります。使い勝手に関してはボトルの重さが無視できない点なのでしっかりとチェックしましょう。

その他の機能については子供がいる家庭の場合や一人暮らしの場合など、ライフスタイルに合わせた機能があるかチェックして選びましょう。