オフィスのウォーターサーバー選び

ひと昔前までは病院やホテルなどの施設に置かれることの多かったウォーターサーバーですが、近年はオフィスや一般家庭にも広がりを見せています。これから家庭に取り入れようと考えている方もいるのではないのでしょうか?

本記事ではオフィスでウォーターサーバーを導入する場合について選び方をまとめています。

一般家庭のウォーターサーバー選びはこちらの記事をご覧ください。
一人暮らしのウォーターサーバー選び
一般家庭のウォーターサーバー選び

ウォーターサーバー導入のメリット

・いつでも美味しい水が飲める!
仕事中にいつでも美味しい水を飲むことができます。
・お茶コーヒーメーカーに使う水に!
お茶やコーヒーメーカーに使うお湯や水をすぐに用意できます。お客様にお茶やコーヒーを出したい場合にも便利です。
・カップ麺など、インスタント製品に使うお湯として
お湯出るのでオフィスでカップ麺などお湯を使った製品を食べる場合にも便利です。
・設置の費用・レンタル月額無料または少額
ほとんどの業者無料または少額の月額料金でウォーターサーバーを利用できます。

ウォーターサーバー導入時の注意点

・必要以上に水を購入しなけらばならない場合も
水は月額4,000円程度の購入ノルマがあります。
人数が少ない事務所の場合や従業員の外出が多い場合、購入ノルマにより不必要な水を購入しなければならず経費が嵩みます。
ボトルも場所を取るので部屋を圧迫します。購入しないことも可能な場合もありますが、その場合でも手数料や保管料がかかってしまうので経費が発生します。
また、夏場は水の消費も多いですが、冬場になると利用も減ってしまうのでノルマ消費が厳しくなるかもしれません。

・水を使い過ぎる:計画的に
逆に人数が多い事務所やお茶やコーヒーを毎日飲む人がいる事務所では非常に消費が激しくなります。
また、夏場はハイスピードで減っていくので注意が必要です。

・ボトルが重い
ボトルは10リットル〜20リットルのものが多いです。よって10キログラム以上の重さになります。
しかもほとんどのウォーターサーバーが上部にボトルをセットする形となっているので水ボトルの交換はなかなか重労働になります。15キログラム以上のもとなると男性の方でもかなり大変で女性の方が交換するのはなかなか厳しいと思います。

オフィスでのウォーターサーバーの選び方

・水をどのくらい消費するか考えよう
ウォーターサーバーを利用するに当たって1ヶ月でどの程度水を消費するか考えておく必要があります。
水の消費を考えるポイントの一例を以下にあげます。
・従業員の数
・普段事務所にいる従業員の平均人数
・コーヒーメーカーや急須は利用しているか
・来客は多いか
など

・ボトルが重いものは避けよう
ボトルが重いものは女性の従業員では交換が困難になるのでボトルあたりの水が少ないものを選んだ方が無難です。

ウォーターサーバーの中にはボトルを下にセットするタイプもあります。こちらを利用すれば多少ボトルが重くても比較的楽に水を交換できるので非常に便利です。

・水のノルマの条件をチェック。購入を延長できるものを選ぼう
水のノルマの条件は必ずチェックしておきましょう。大抵の場合業者の営業担当の方が説明してくれると思いますが、説明がなかった場合は契約書や口頭を確認しておきましょう。
ノルマの条件に関しては毎月必ず購入しなければならない業者と、購入しなかった場合保管料や手数料が発生する業者があります。また、保管料が発生する業者の中にも必ず保管料が発生する業者と一ヶ月程度購入を先延ばしできる業者があります。
毎月確実にたくさん水を使う予定がない場合は必ず購入しなけらばならない業者はオススメしません。
オススメなのは購入を先延ばしできる業者です。水の消費が少ない場合は不必要な購入は少なくなりますし、予定より水を使わなかったという場合でも調整がしやすいです。冬場は水の消費が落ちやすいので購入の先延ばしはあると便利です。

・水道水で使い放題!月額料金で使えるものもあります
水の購入が必要な業者がほとんどですが、月額のレンタル料金だけで利用できる業者もあります。水道水で利用できるので天然水にこだわりがない場合は選択肢に一つに入ります。ただし、レンタル料が月額数千円かかるので水を使う量が少ないと当然通常のウォーターサーバーを使った場合より損になります。

オフィスの状況に合わせてウォーターサーバーを選ぼう

非常に便利なウォーターサーバーですが、業者によって契約の内容がかなり異なるので選び方を間違えると無駄な経費が嵩んでしまいます。事務所の人数や水の量を整理し、適切なウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。