以前はボトルタイプのウォーターサーバーが主流でしたが、最近は水道水直結タイプのウォーターサーバーも数が増えてきました。
ボトルタイプのウォーターサーバーと比較した場合に水道水直結タイプのものはどのようなメリットがあるのでしょうか？
そのメリットについて見て行きましょう。
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ウォーターサーバーで水道水を使うメリットとは？
ウォーターサーバーで水道水を使用するメリットしては、以下のものがあります。
水道水があればいくらでも使える
ボトルタイプの場合は水がなくなったら追加購入しなければなりません。水の料金は１セット4,000〜5,000円程度と決して安くはありません。家庭で使う場合は節水を心がけないとあっという間に水がなくなってしまい、水道水の代わりに料理に使うというのも厳しいと思います。
水道水を使うタイプであればいくら使っても水道代しかかからないのでたくさん使う場合は非常にお得です。
宅配も不要
宅配を受け取るだけだと大した手間が無いように感じますが、届く時間帯には必ず家にいなければならず配達が遅れるとなかなか出かけられません。また、忘れて出かけてしまうと宅配業者に連絡する手間が発生します。
私は以前ボトルタイプのウォーターサーバーを使っていましたが、宅配が来る日を忘れていて不在者通知がポストに入れてあったということがよくありました。
水道水のタイプであれば水道管に直結している為宅配を受け取る手間もありません。
ボトルの交換が不要
ボトルの交換が無いので非常に楽です。
ボトルの交換くらい大した手間では無いと思いがちですが、ボトルは１０リット以上入っているので非常に重いです。
ボトル型の場合は水の購入が必要な為、家族が多い場合には料金を気にして節水も考える必要がありましたが、水道水直結タイプは月額料金＋水道代で使える為、料金をそれほど気にする必要がありません。
また、煩わしいボトルの交換や受け取りの手間も無くなります。
ウォーターサーバーに水道水を使うデメリットはある？
もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。料金にかかる面が多い為無視できないものが多いです。
初期費用や撤去料がかかる
ボトルタイプのウォーターサーバーであれば使いたい場所に置くだけですが、水道水直結タイプの場合は設置する場合も鉄橋する場合も工事が必要です。その為初期費用が発生する場合が多いです。
月額レンタル料が高くなりやすい
水の購入は無いですが、代わりにレンタル料は月額4,000〜5,000円程度かかり、ボトルタイプの１セット分に相当します。よって水をあまり使わない場合はボトルタイプを使う場合よりも損となりやすいです。
移動する場合も移設料が発生
移動する場合も移設料が発生します。特に引っ越しする場合は高額となりやすいので契約期間内に引っ越しの可能性がある場合はオススメしません。
衛生面の問題
水道水を使用するこ為衛生面について不安が残ります。ウォーターサーバー内でろ過を行うなど何らかの対策をしているケースが多いですが、より安全に使う為には定期的にフィルター交換を行うなどボトルタイプ以上のしっかりとしたメンテナンスが必要となります。
こんな場合は水道水直結タイプのウォーターサーバーをオススメしません
一人暮らしの場合
一人暮らしの場合は料理を頻繁にやっていたとしてもボトルで十分なケースが多いです。
近日中に引っ越しを予定している場合
撤去・運搬・設置の諸々の料金で数万円かかります。引っ越しを予定している場合や2,3年以内に引っ越しを予定している場合はオススメしません。
料理をあまりしない場合
飲料水のみで使用した場合は思ったほど減りません。料理で積極的に水を使いたい場合以外はオススメしません。
水道水タイプのウォーターサーバーはこんな場合にオススメ
家族暮らし（３人以上）
３人くらいの家庭で料理に水を積極的に使う場合はボトルタイプよりもお得に利用できるのでオススメです。
事務所での使用
事務所での使用であれば人数が多い為、飲料水だけでもお得に利用できる可能性が高いです。
ウォーターサーバーの水を節約している
ボトルタイプのウォーターサーバーを導入済みで、水の購入費を抑える為に水の使用を節約している場合は気兼ねなく使えるようになる為オススメです。
ボトルの受け取り・交換が煩わしいと感じている
一人暮らしやあまり水を使わない場合でもボトルの交換など各種手間は無くなります。ボトルの存在がわずらしいと感じている方は検討してもいいと思います。
まとめ
水道水タイプのウォーターサーバーは各種料金や月額料金の関係から誰でもお得に利用できるウォーターサーバーではありません。
家族や事務所など人数が多い場合は十分な量の水を使いお得になりやすいですが、一人暮らしなど水の消費自体が少ない家庭では月額料金分の水を使うには至らないでしょう。
それでもボトルが無いことによるメリットもある為、水を使わない場合でも満足される方もいると思います。
人数・ライフスタイルなど様々な要素からじっくりと検討しましょう。
