一般家庭のウォーターサーバー選び

ひと昔前までは病院やホテルなどの施設に置かれることの多かったウォーターサーバーですが、近年はオフィスや一般家庭にも広がりを見せています。これから家庭に取り入れようと考えている方もいるのではないのでしょうか?

こちらの記事では一般家庭(3〜5人家族を想定)でウォーターサーバーを導入する場合について記載しています。
一人暮らしで導入する予定の方はコチラの記事をご覧ください。
一人暮らしのウォーターサーバー選び

ここが便利!ウォーターサーバー導入のメリット

・いつでも美味しい水が飲める!
いつでも美味しい冷水を飲むことができます。冷蔵庫や氷で冷やす必要もありません。

・いつでもお湯が出る!沸かす時間もなし
いつでもお湯が出るのでコーヒーやお茶を飲みたい時に沸かす手間がありません。電気ポットと違いボトル交換直後もすぐにお湯が出ます。また、お湯の貯蓄量も実質十数倍あります。

・料理時間の短縮やガス代の節約にも
料理をする場合もお湯から料理を始めれば調理時間の短縮とガス代節約になります。

ウォーターサーバー導入のデメリット

・ノルマ式の為不必要な水の購入が必要なケースも
あまり家で水やお茶・コーヒーなどを飲まない場合は水がなかなか減りません。また、外食が多くあまり料理をしない場合もあまり使いません。
水の購入はノルマ式の場合が多く大抵の場合月4,000円購入する必要があります。ほとんど水を使わない場合は不必要な水を買わねばならないケースもあります。
購入をしないことも可能ですが、その場合は保管費や手数料が発生します。

・水を使い過ぎる
逆に使い過ぎてしまう場合も注意が必要です。
お子さんがたくさん水を飲んでしまう、お父さんがコーヒーをたくさん飲む、料理を積極的に行うので大量に水を使用するなどなど、無計画に使っていくとあっという間に使い切ってしまいます。また、夏場は水を飲む機会も増えるので消費が早くなります。
水は1セット4,000円程度かかるので無計画に使うと出費が嵩みます。
予め料理で使う量やお茶やコーヒーで飲む量を決めておくなど計画的に使う必要があります。

・ボトルが重くて交換が大変
ボトルには約10リットルから20リットルくらいの水が入っているので10キログラムから20キログラムの重さがあります。ウォーターサーバーのボトルは上部に取り付けられていることが多い為、20キログラムのものだと男性でもかなり重労働です。お父さんが出かけている間に水がなくなってしまった場合、重いボトルだとお子さんはもちろんのこと、お母さんが交換するのも難しいと思います。

失敗しない水の選び方

・水をどのくらい消費するかチェック
普段どのくらい水を使用しているのかをチェックしておきましょう。細かく記録する必要はありませんが
・水はよく飲むか
・お茶やコーヒーはよく飲むか
・水を使う料理はたくさんするか

など普段飲料や料理として使うタイミングをまとめておきましょう。
季節によって水の消費量は変わるので一番使う夏場と、消費が減る冬場の消費量も考慮しておくとベストです。

・ボトルが重いものは避けよう
重いボトルのものは避けた方が無難です。
10キログラム〜12キログラムあたりのものを選びましょう。

ボトルが下にあるウォーターサーバーもあります。下にあるタイプであれば多少ボトルが重くても交換はしやすいです。

・水の購入ノルマの条件をチェック
水の購入のノルマの条件は細かくチェックしておきましょう。大抵の場合業者の営業担当の方が説明してくれると思いますが、説明がなかった場合は口頭か資料で確認しましょう。
必ず購入しなけらばならない業者と購入しない場合は保管料や手数料の支払いがあるケースがあります。
たくさん消費する予定のある方でない場合は必ず購入が必要な業者は避けましょう。
保管料についても1ヶ月など一定期間購入を先延ばしできる業者と、購入しなかった場合は必ず保管料を取る業者がいます。
購入を先延ばしできる業者を選べばあまり使わない月があった場合でも安心です。

多くの業者は天然水を購入する形となっていますが、水道水で使用できる業者もあります。
こちらは月額のレンタル料が発生しますが、水の料金は水道代ですむので天然水にこだわりのない方であればオススメです。ただし、初期費用が発生するケースも多く、月額料金が必ずかかってしまう為、水をたくさん使わない場合は水を購入するタイプのウォーターサーバーがオススメです。

ライフスタイルを考えて家庭に合ったサーバーを選ぼう

非常に便利なウォーターサーバーですが、ライフスタイルに合わない契約をすると予定外の出費が嵩んでしまいます。簡単でもいいので普段どれくらい水を使っているかを見直し、家庭に合ったウォーターサーバーを選びましょう。