CoolQoo(クールクー)のメリットとデメリット

CoolQoo(クールクー)は水道直結型のウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーというと天然水やRO水などのボトルをセットするものをイメージする方が多いと思いますが、CoolQooのように水道水に直結するタイプのウォーターサーバーもあります。

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CoolQoo(クールクー)とは?水道水でも使えるウォーターサーバー

ボトル設置型のウォーターサーバーが主流ではありますが、面倒なボトル交換のない水道直結型のウォーターサーバーも注目を集めてきています。
今回は水道直結型ウォーターサーバーのCoolQooのメリットとデメリットについて紹介します。

CoolQooのメリット

温水と冷水がいつでも飲める

水道水と違いいつでも冷水と温水が飲めます。電気ポットのように頻繁に沸かす必要も沸くまで待つ必要もありません。

衛生面も安心

水道水は基本的に安全な水です。しかし、マンションのような集合住宅では貯水槽が不衛生な場合もあり、衛生面の不安は拭えません。
CoolQooではRO膜と呼ばれる微細なろ過膜により不純物を徹底的に除去するので衛生的な水を使うことができます。

水道水の塩素も除去。嫌な匂いや味がなくなる

RO膜により水道水の塩素も除去できます。塩素の嫌な匂いや味がなくなる為、水道水よりは飲みやすくなります。

節水不要!定額で使い放題

ボトル型のウォーターサーバーの場合、水がなくなったら追加購入する必要がありました。水は1セット(12リットル×2のものが多い)が4,000〜5,000円とそこそこの値が張ります。大量に購入した場合馬鹿にならない金額になってしまいます。
CoolQooの場合は大量に使ったとしても月額料金と少額の水道代ですみます。

定期メンテナンスの料金は無料

定期メンテナンス(1年に1回)の料金は無料です。

水素水を利用できる

水素水コース限定ですが、水素水を使用できます。
月額料金は9,000円と高額なので予算と相談しましょう。

水の消費期限を気にしなくて良い

ボトル型のものと違い、水道からの水を使用しているので基本的に消費期限を気にする必要はありません。

ボトルがないので保管場所も不要。様々な手間も減る

ボトル型の場合、未使用のボトルや使い終わったボトルを回収または捨てるまで保管する必要がありましたが、CoolQooはボトルがないので保管場所は不要です。

また、ボトルの場合は配達される時は家にいなければならず、水がなくなったら交換も必要です。ゴミの処分もあります。特にボトルが非常に重い為、ボトルの交換はなかなか重労働です。
これらの手間も水道直結型であれば無くなります。

CoolQooのデメリット

CoolQooはメリットもたくさんありますが、当然デメリットもあります。
デメリットは費用に関係するものが多い為、把握していないとかなりダメージが大きくなります。

設置・撤去の費用が必要

ボトル型のウォーター設置や撤去する時は無料の場合が多いですが、水道直結型の場合は工事が必要な為、費用が発生します。
設置費に関しては無料キャンペーンを行なっている時は無料です。

設置場所の変更にも費用がかかる。引越しの場合は更に高額

設置場所の変更にも8,000円の費用がかかります。引っ越しする場合に至っては20,000円程度かかります。一度設置してしまうと気軽に移動できず、引っ越しもしにくくなります。場所や導入時期は慎重に選びましょう。

36ヶ月未満の場合は解約手数料がかかる

36ヶ月未満で解約する場合には手数料がかかります。これは他のウォーターサーバーと比較すると1年ほど長いです。年毎に安くはなりますが、1年目は30,000円もの解約費が必要な為、契約は十分に検討しましょう。

月額が固定料金の為、人によっては他のウォーターサーバーよりも損

月額は現状4,900円です。どれだけ水を使っても4,900円より上がることはありませんが、逆にどれだけ使わなくても同じ金額がかかります。
ボトル型のウォーターサーバーの場合1セット4,000〜5,000円程度の為、あまり水を使わないと逆に損します。

ミネラルはなし。塩素は除去できるものの味がないのでそのままだと飲みにくいかも

RO膜は非常に強力なろ過膜ですが、微細過ぎる為水道水に含まれるミネラルも除去してしまいます。塩素も除去する為匂いや味はなくなりますが、ミネラルの味もなくなるのでそのままだと飲みにくいかもしれません。

※UFろ過コースはろ過の精度が落ちますが、ミネラルを残すことができます。

定期メンテナンス以外のメンテナンス料金は有料

定期メンテナンスは無料ですがそれ以外のメンテナンスは有料です。

値上がりの可能性もあり

以前は月額4,200円でしたが2018年から4,900円となりました。この値上げは契約中のユーザーも対象となります。
今後も値上げの可能性があります。解約手数料も少なくない為、値上げは痛いですね。

場所を取る

これはどのウォーターサーバーにも当てはまるデメリットです。大型電化製品である為場所を取り、電源を常に接続しておく必要がある為コンセントの近くに置くことが望ましいです。

電気代がかかる

これもどのウォーターサーバーにも当てはまるデメリットですが、CoolQooはエコモードがない為電気代の節約はしにくいです。

常温の水は飲めない

CoolQooでは常温の水が使えません。常温の水を使えるウォーターサーバー自体がそこまで多くない為大きなデメリットにはならないでしょう。

断水時や停電時には使えない

水道水を使っている関係で災害などで断水してしまうと使えなくなります。また、停電時も使えません。
ボトル型のウォーターサーバーであれば電気があれば使えますし、停電が起きた場合でもウォーターサーバー自体は使えませんが、ボトルの水が残っていれば水を使うことができます。

まとめ

水道水を使ったCoolQooのメリットとデメリットの紹介でした。

ウォーターサーバーは予算やライフスタイルに合わせて十分検討することが必要です。
水を使わない人はデメリットが大きい為、ボトル型のウォーターサーバーを選んだ方が無難でしょう。

逆に水をたくさん使いたいという人や大家族・事務所などで運用する場合は非常にメリットの多いウォーターサーバーであり、オススメです。