残留塩素やトリハロメタンの問題や衛生面から水道水ではなく、天然水やRO水の利用も検討している方も多いと思います。
特に赤ちゃんのいる家庭ではより安全な水を使いたいですよね。
天然水やRO水を利用する方法はいくつかありますが、今回は代表的な利用方法であるペットボトルとウォーターサーバーの利用についてメリットとデメリットをまとめてみました。
Contents
ペットボトルのメリットとデメリット
ペットボトルを利用する場合のメリット
・水道水より衛生的
水道水より衛生的な水を使うことができます。塩素やトリハロメタンといった有害物質も含まれていないので長時間沸騰させる必要もありません。
・ノルマはなし。必要なだけ買えば良い
ウォーターサーバーは購入ノルマがある為、不必要な水を購入したり保管手数料を払ったりなど不要な消費が発生することが考えられます。
ペットボトルであれば必要な分だけを購入すればいいので必要以上の費用は発生しません。
・価格は安いものが多い
スーパードラッグストア・ネット通販であればかなり安い価格で水を購入可能です。
水道水と比較すると流石に割高ですが、衛生面や加熱の手間を考えるとかなり安いと思います。
小回りがきき外出時などにも便利
ペットボトルは持ち運びがしやすいサイズの為、アウトドアなど外出時もそのまま使えます。ウォーターサーバーの場合は他の容器に移す必要がある為持ち運びはひと手間いります。
ペットボトルを利用する場合のデメリット
・買いに行くのが手間
スーパーやドラッグストア・コンビニなどに買いに行くのは手間です。また、数リットルの水を持ち帰るのはなかなか重労働です。
ネット通販であればこのデメリットはない為、ペットボトルを利用する場合はネット通販も活用しましょう。
・ボトル開封後は衛生面が不安
ボトル開封後は空気との接触が増える為、雑菌が繁殖しやすくなります。開封後は数日以内に使い切るのが望ましいです。
・ゴミがたくさん出る
ウォーターサーバーと比較した場合ゴミがたくさん出ます。ラベルはプラスティックの為、数が多いと分別も面倒です。
ウォーターサーバーのメリットとデメリット
ウォーターサーバーを利用する場合のメリット
・お湯や冷水がすぐ出る
お湯や冷水がすぐに使えます。沸かす手間や冷やす手間も不要です。赤ちゃんのミルク作りや料理時間の短縮にもなる為非常に便利です。
電気ポットと比較した場合お湯を沸かす時間が不要な点と、お湯の貯蔵量で勝ります。大型製品である為電気代は電気ポットより高くなりやすいです。
買いに行く手間はなし
ウォーターサーバーの場合は定期的に配達されるのでペットボトルのようになくなったら買いに行く手間はありません。
・ボトル開封後も長期間保管可能
雑菌の繁殖を防ぐ機構が備わっている為、ペットボトルよりも長期の水の保管が可能です。
ウォーターサーバーを利用する場合のデメリット
・購入ノルマがあるので不必要な費用が発生しやすい
ウォーターサーバーはレンタル料金は無料または少額ですが、購入ノルマがあるケースが多いです。夏場は比較的消費が早いですが、冬場は水の消費が落ちるのでノルマを達成できない可能性があります。不要な水を購入したり保管手数料を払ったりする必要がある為、余計な費用がかかります。
また、ウォーターサーバーのボトルは大きいサイズのものが多い為、場所もとります。
・水代は割高
ウォーターサーバーの水割高のものが多いです。ペットボトルの水であれば安いものは1リットルあたり３５円程度ですが、ウォーターサーバーの場合は６０円以上となる場合が多いです。加えてレンタル料や水購入の際に送料がかかる場合もあります。
・スペースが必要
置く場所の確保が必要です。常時電源を繋げておく必要がある為置ける場所も限られます。
赤ちゃんのいる家庭では
赤ちゃんのいる家庭では手間の少ないウォーターサーバーがオススメです。
ミルクや白湯を作る時にも殺菌は不要ですぐにお湯も出る為、ペットボトルと比較して手間や時間を大きく削減できます。
水について
硬水と軟水
水は硬水と軟水の２種類があります。
硬水はミネラルが多く含まれる水（マグネシウムやカルシウムの含有量が１２０mg以上の水）です。
軟水はミネラルが少ない水（マグネシウムやカルシウムの含有量が１２０mg未満の水）です。
硬水は赤ちゃんの内臓に非常に負担がかかります。必ず軟水のものを選びましょう。
天然水とRO水
ウォーターサーバーやペットボトルの水には主に天然水とRO水が使われています。
天然水は特定の水源より採水された地下水のことです。
完全に自然なままではなく各種殺菌処理や最低限の不純物除去は行われているので衛生面も対策されています。
RO水は水道水や採水した水をRO膜というものを通してミネラルを含めた不純物を除去した水です。ミネラルは後から添加される場合もあります。
まとめ
・ペットボトルは価格や小回りがきく
・ウォーターサーバーはすぐにお湯や冷水が出る為、手間や時間が削減できる
・赤ちゃんのいる家庭ではミルクや白湯の作成の手間が大きく減る為ウォーターサーバーがオススメ
